AMED/JICA SATREPS「シャーガス病制圧のため統合的研究開発」の事業イベントにおいて,菊地教授がエルサルバドルにて講演を行いました.
7月3日にエルサルバドル共和国サンサルバドル市で行われた AMED/JICA SATREPS「シャーガス病制圧のための統合的研究開発(代表:群馬大学 嶋田淳子 教授)」の事業完了イベント "Presentation of results of the Project for Integrated Research and Development towards Chagas Disease Control" において,菊地教授が講演を行いました.
ラテンアメリカ地域を中心に蔓延しているシャーガス病はトリパノソーマ Trypanosoma cruzi によって引き起こされる感染症です.本プロジェクトにおいては,エルサルバドル産植物などから T. cruzi に対する殺原虫作用を有した化合物を見つけ出し,それらをリード化合物として合成展開しシャーガス病治療薬の候補化合物を創出することを目的とした研究を行ってきました.
プロジェクト自体は本年度までで終了となりますが,当研究室では今後もエルサルバドル大学やエルサルバドル科学技術研究センターの研究者らとの共同研究を継続していきます.
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